兵庫県は23日、新たに538人が新型コロナウイルスに感染したと発表した （死者2人）。月曜日としては、前週16日の402人を上回り、過去最多。直近1週間の平均患者数も934.1人で最多となった。
年代別にみると、40代以下は438人で8割を超えた。▼10歳未満・48人▼10代・78人▼20代・132人▼30代・87人▼40代・93人▼50代・65人▼60代・18人▼70代・9人▼80代・6人▼90歳以上・2人。
◆病院でのクラスター、新たに44人感染判明～加東市
加東市の精神科病院でクラスター（感染者集団）が発生。40～60代職員4人と、50～90代入院患者40人の計44人の感染が判明。19日に職員と患者1人ずつの感染が初めて公表され、感染判明が相次いだ。県感染症対策課によると、病院全体の職員数は約220人で、入院患者は約330人。クラスターは1つの病棟で起きた。
兵庫県では、緊急事態宣言が出されたことを踏まえ、感染拡大を早期に食い止めるため、飲食店などで会話をする際のマスク着用の徹底を呼び掛けるポスターなどを制作した。県のホームページからダウンロードできるほか、県庁や県民局などの窓口で受け取ることができる。斎藤元彦知事は23日の定例会見で「飲食店の皆さんに活用してもらいたい」と話した。
