昨今人気のキャンプを例にとれば、民家の母屋がテントの役割で、庭先でキャンプファイヤーなどを楽しめるというもの。夕食は地元食材を使ったバーベキュー、朝食は和食を時間をかけてゆったりと楽しむ。また、訪れる人の楽しみ方は多岐にわたるという。親世代は「なつかしい」、子世代は「経験したことがない、映える」、孫世代は「アミューズメントパークのようだ」といったように。最大10人まで宿泊でき、1日1組限定。
大西さんは、グラミンカを運営するうえで▼ゲストハウスのようなぬくもり▼ホテルのようなサービス▼地域交流が生まれるような場所、の3つの考え方をを大切にしているという。神河町でのオープンを決めた理由を、大西さんは「景色です。山並みを望む高台からの景色を見た瞬間に『ここにしよう』と決めました」と即答。「空気が澄んでいて、日が暮れれば満天の星空が楽しめる。そして、私は雨の日も好きなんです。山に霧がかかって、雲の上に浮いているような感覚になるのです」と、その魅力を力説する。「人の笑顔が生まれる場所づくり」を共通理念とするグラミンカで、非日常を楽しみたい。
■「glaminka」
兵庫県神崎郡神河町南小田958
※予約は、メール(takeshionishi.glaminka@gmail.com)か、LINE(ID:@glaminka)で受け付け
【公式Instagram】
【兵庫県公式観光サイトHYOGO!ナビ】
【文化庁日本遺産ポータルサイト】
「歴パ!ひょうご地域遺産バトンリレー」アーカイブ記事
◆『歴パ!ひょうごの地域遺産バトンリレー』 2021年8月21日放送分