「秋の味覚の王様」松茸を食し、感じる秋の到来 ホテルオークラ神戸で期間限定メニューの提供開始 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「秋の味覚の王様」松茸を食し、感じる秋の到来 ホテルオークラ神戸で期間限定メニューの提供開始

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 秋の味覚は数多あるが、その代表的なものの一つが、「松茸」である。「香り松茸・味しめじ」という言葉があるほど、独特かつ豊かな香りが日本では概ね好まれており、その香りを生かした料理で味わうことが多い。

「秋の味覚の王様」ともいえる松茸。独特かつ豊かな香りが日本では概ね好まれている(提供:ホテルオークラ神戸)
「秋の味覚の王様」ともいえる松茸。独特かつ豊かな香りが日本では概ね好まれている(提供:ホテルオークラ神戸)

 こうした、「秋の味覚の王様」ともいえる松茸を楽しめる期間限定メニューの提供が、ホテルオークラ神戸(神戸市中央区波止場町2)1階にある『和食堂「山里」』で 、9月1日から始まった。

 ランチタイムには土瓶蒸しをはじめ、天ぷら、茶碗蒸し、松茸ご飯など、様々な松茸料理をお得に味わえる「松茸御膳」を、ディナータイムにはぜいたくに味わう「松茸会席」を用意するほか、今年はこうした松茸料理をテイクアウトでも楽しめるよう「松茸弁当」を販売する。

「松茸御膳」
「松茸御膳」
「松茸弁当」(提供:ホテルオークラ神戸)
「松茸弁当」(提供:ホテルオークラ神戸)

「山里」の伊藤禎記・調理長は、「見た瞬間、食べた瞬間に秋を感じられるように工夫しました。人工的なエッセンスは入っておらず、素材を100パーセント生かしているので、仮に『香りが弱いかな?』と感じても、それが松茸本来の香りです」と話す。

 器にもこだわりがある。例えば、八寸の器には9月21日が中秋の名月であることからインスパイアされた、“月”をイメージした皿を用いるほか、お造りが乗る小皿には“箕”の模様が描かれている。また、折敷(おしき)に料理を並べる位置も重要で、目で見たときのバランスを考え、器の高低や蓋の有無によって決めるという。伊藤さんが、「どんな料理にも意味があります。トータルでメッセージを伝えているのです」というように、出す季節や献立によって都度、変えているそうだ。

八寸の器には、“月”をイメージした皿が用いられており、秋の訪れを感じる
八寸の器には、“月”をイメージした皿が用いられており、秋の訪れを感じる

 伊藤さんは、「作っていて“お得だな”と感じるほど、主要な松茸料理をちりばめました。松茸料理を一度に数種類食べたことがない、という若い人にとってはデビューのきっかけになるでしょう。親しい人と、気楽に、秋のものを楽しんでみてください」と呼びかけている。

松茸ご飯はあっさりとした味わいで、風味が追いかけてくる
松茸ご飯はあっさりとした味わいで、風味が追いかけてくる
天ぷらは、松茸だけでなく舞茸も使い、同じきのこでも食感や味わいの違いを楽しめる
天ぷらは、松茸だけでなく舞茸も使い、同じきのこでも食感や味わいの違いを楽しめる

■和食堂「山里」
〒650-8560
神戸市中央区波止場町2番1号 ホテルオークラ神戸内
※予約や問い合わせは、直通電話(078-333-3527)か、ホームページで。献立や価格なども。


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