――いい意味でのバランスがありますね、3人には。
【近藤】 超ありがたい! 俺もそうだし、ひかも、時にとんでもないこと、危なっかしいことをいうけど、そういうときは俺が拾ったり、やさしく包み込める自信があるから、ひかがそう言ってくれるのもありがたい。
【寺田】 逆に拾ってくださるから、考えなしにとか言ってはだめだろうけど、こんなバカな発言とかできちゃう。
【近藤】 言ってはいけないことはダメだけど、思ったことを素直に話して、拾いあえるのは、すごいラッキーだし、ありがたい。たぶん、そのあたりも聴いていて面白いと思うし、その自信はあります。本当に自由に話ができているから。
【赤﨑】 そう、本当に自由にお話をさせてもらっているので。
――番組では、進行を務める女性パーソナリティーが代々引き継がれてきました。2018年10月のスタートから藤村椿さん、寸田桜さん、磯佳奈江さん、そして、赤﨑夏実さん……。
【寺田】 4人ですね!
――寺田さんは番組開始時の2018年から関わっていますが、INAC神戸や女子サッカーが好きになったり、身近なものになっているのでは?
【寺田】 そもそも元は、サッカーなんて一文字もかすりもしない人間だったんです。見ていくうちに率直に「深いなぁ」と思って。普通に試合をみて、それまでは勝った負けたくらいの感覚だったのが、ファン感(ファン感謝デー)を間近で見たり、グッズとかがあるのも知ったり……、なんていうんだろ、女子サッカーも「深い」! でも、深いところにいけばいくほど、試合を観るのが楽しくなって。選手の方と会わせていただくと、また試合を観る視点、目線も変わり、愛が蓄積されていきますね! 「もっといろんな人に知ってほしい」とか「友だちと見たい」とか思うようになりました。今度は友だちと一緒に試合を見に来て「この選手はこうなんだよ」「実はめっちゃ料理うまい」とか、共通の話題として話せるようになりたいなというのが目標です。