「女子サッカー発展の一助に」WEリーグ9・12に開幕! INAC神戸応援番組パーソナリティーが熱く語る(3) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「女子サッカー発展の一助に」WEリーグ9・12に開幕! INAC神戸応援番組パーソナリティーが熱く語る(3)

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(写真:ラジオ関西)

◆『カンピオーネ!レオネッサ!!』番組制作の思いは……プロデューサーに聞く

「(サッカー番組として)あんまり日本にない、Jリーグ(メディア)とは違うものを作りたかったんです。人選も、寺田光についてはキッズリポーターとして、見学してもらいながら(なじんでもらおう)という狙いがありました。この番組に最初に賛同してもらったスポンサーに感謝したい。

もちろん安本(卓史)社長をはじめとするINAC神戸のクラブの協力があってこそというのもあります。番組を通じてサポーターさんとのふれあいもできたりしていますし。途中から元Jリーガーの近藤岳登が来てくれたことで、(サッカーの深い話もできて)番組の厚みも出てきました。(女子サッカー専門番組を)最初にするのはチャレンジでもありましたが、長くできているのはうれしいこと。なでしこリーグからWEリーグに入り、その初年度にこの番組ができていることも意義があると思っています。

今後の展開について、もっと番組に遊びにきてもらうよう、リスナー、サポーターとの関わりを深くしたい。メールをどんどん読むなどで彼らの意見を積極的に活用するのはもちろん、イベントや公開放送なども含めて、エリアをどんどん広げられればと。以前、仲田歩夢選手(現、大宮アルディージャVENTUS)を呼んで公開番組を行ったこともありますが、リスナー=サポーターになるような取り組みをもっと行いたいです。ラジオは参加しやすいメディアですから。

実際、私自身も、女子サッカーを見に行ったり、番組を通じて、INAC神戸の選手たちに対して「ケガしないで~」と親心が出るようになってきましたし、「おらがチーム」という思いにもなっています。リスナーも当然そうなるはず。ラジオでメールが読まれたり、質問がスタジオで取り上げられることで、スタンドで試合を観るのと同じか、それ以上に、女子サッカーが近い存在になっていると思うんです。それは選手の励みになるし、リスナーの楽しみにもなるので。そして、リスナー同志がスタジアムで交流できたらいいし、コロナがおさまったら、イベント、オフ会、公開生放送など、もっと立体的にやりたいですね。WEリーグ開幕戦はスタジアムで、翌日はラジオで、みんなで会いましょう!」
(『カンピオーネ!レオネッサ!!』プロデューサー・黒川良彦)

INAC神戸、練習の様子(2021年9月7日/Photo by T.MAEDA)

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