「部屋に統一感が欲しい」←家具の木の色をあわせてみて オーダーメイド家具店が解説

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 毎日暮らす自分の部屋は、「統一感のある部屋にしたい」と考える人も多いはず。「スタイリッシュな雰囲気にしたい」「かわいい部屋に住みたい」など人によって目指す部屋も変わるが、様々な雰囲気の部屋作りのための家具選びについて、オーダーメイド家具を提供する「六森」で代表を務める稻田惠美さんに話を聞いた。

写真提供:六森

 部屋に統一感を出したい場合にはどうすればいいのか。

「家具の木の部分の色を合わせてもらうとまとまりが出ます。例えばテーブルの場合、テーブルとイスの木の部分の色さえ合っていれば、イスの形はバラバラでも構いません。あとで気に入ったものが見つかったり、家族構成の変化に合わせて高さが違うイスに変えたりするような場合はこのことを意識していただければ。全然違うメーカーのイスを組み合わせるのは不安だという方は、同じシリーズのイスを使うようにしてもらえば張地の色にバリエーションがあっても問題ないです」(稻田さん)

 目指す部屋の雰囲気に合わせた家具の選び方について、稻田さんは次のように提案する。

「かわいい雰囲気の部屋にしたい場合、家具のカラーリングを四季折々の葉の色や木の実のようなものを選ぶことで、自然にかわいい雰囲気がつくれます。スタイリッシュなイメージの部屋にしたい場合は、単調なものを選ぶといいですね。ウォールナット材など濃い色目の木材にデニムを合わせられたお客さんがいましたが、スタイリッシュでカッコいいお部屋になっていました。また、どのような部屋にもいえることとして、家に帰ったときに好きな色があるとテンションが上がるので、どこかしらに好きな色のものをワンポイント置いておくというのはすごくいいと思います。赤が好きな場合に、部屋全体を赤にするとしんどい印象になってしまいますが、差し色として赤色の置物を置くといったイメージです」

写真提供:六森
写真提供:六森

 手作りでオーダーメイドの家具を提供する六森、お客さんとどのように話をして決めていくのか。

「例えばどのような物を収納したいのか?  何を飾りたいのか? どのような場所に置きたいのか? 生活スタイルや家族構成など世間話の中からヒントをもらい、いっしょに考えていきます」

 また、特に印象的だった家具づくりがあるという。

「お年寄りの方から電話台を作ってほしいという依頼がありました。身長が低めの方で、市販のものはどれも高さが合わないのでオーダーしたい。さらに『電話台を置く場所には、下の方にコンセント穴が3つあるのでそこはふさがないようにしたい』ということと、『床面に接する壁の下部には巾木(はばき)と呼ばれる数ミリの段差があるが、そこの部分は凹ませて壁にピッタリと付けたい』という注文がありまして。コロナ禍で家にお邪魔することもできず、メジャーを置いた写真などを送ってもらいながら調整していきました。完成して、希望通りぴったりハマったというご連絡をいただいたときはすごくうれしかったですね」

写真提供:六森

 六森は、SNSで見つけたお気に入りの家具の写真をもとに、「こういう雰囲気で、うちの部屋にぴったりなものを作ってください」というオーダーに対応。他の人のデザインをまねることは基本的にせず、「コードが通る部分はあけときましょうか」という具合に、より快適に使えるように提案もするという。既製品では満足できていないという人は、オーダーメイドの家具を検討してみるのもいいかもしれない。

【六森】
2019年8月オープン。ハンドメイド家具はもちろん、それ以外にも日本の職人が作った商品を多く取り扱う。六甲ライナー「アイランドセンター前」駅直通。営業時間は午前10時~午後7時。水曜定休

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