【先生】これ、玉ねぎは「양파(ヤンパ)」といいます! 半分に切りましょう~では、にんにくは何というかわかりますか?
【筆者】……마늘(マヌル)?(小声で)
【先生】어! 대단하요!(オ!テダネヨ=「お~すごいですね」)
レッスン中、先生はたくさん褒めてくれる。教室に入る前に感じていた不安や緊張、恥ずかしさは、気づけば消えていた。先生の韓国語を聞き逃すまいと耳を傾けながら、教わった単語を小声で繰り返す。「そうだ、これは『양파』『양파』……」。
そうして完成したタッカンマリは驚くほどおいしかった。なかなか旅行に行けない今、先生の母国でのエピソードを聴きながら、本場の味を再現していく過程は純粋に楽しくワクワクした。試食を済ませた後はメニューのおさらいを兼ねた座学もあり、合計2時間のレッスンは終了。
体験してわかったのは、机に向かうだけでは得られない感覚的な語学学習のコツがあるということ。勉強が上手くいかないと感じている人、新しいことに取り組みたい人、海外の雰囲気を感じたい人には、特におすすめしたい。
同教室を運営する株式会社ノリビッグによると、レシピからその国の文化や背景など、一つのレッスンを通して「国」を学べるような授業を心がけているという。
なお、スタジオが近くにない人、自宅でレッスンを受けたい人のために、材料キットを郵送するオンラインレッスンもスタート。現在は韓国語クラスのほか、ハンガリー料理、メキシコ料理、アメリカ料理を受けることができる英語クラスも開講している。詳細は、公式ホームページを参照。
※ラジオ関西『PUSH!』2021年9月8日放送回より
◆「英語でお料理クッキントーク」
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