開業100周年を迎えた「阪急今津線」の隠れた魅力とは 映画の舞台にもなった魅力あふれる路線の見どころ紹介 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

開業100周年を迎えた「阪急今津線」の隠れた魅力とは 映画の舞台にもなった魅力あふれる路線の見どころ紹介

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「西宮北口」にはかつて神戸線と平面交差する「ダイヤモンドクロス」がありました。ただダイヤの増発や神戸線の10両編成化などでこれがネックとなってきたため、1984年をもって今津線は南北に分断されることになります。

阪急電車の今津線と神戸線を平面交差する「ダイヤモンドクロス」(阪急西宮ガーデンズ内にあるジオラマ模型より)

 そして現在「阪急西宮ガーデンズ」のあるところは、2002年までは西宮球場でした。1970年代、上田利治監督のもと山田久志、福本豊、ブーマー・ウェルズらが活躍した阪急ブレーブスは地味ながら強かったんです。

「西宮北口」から今津方面へは高架上の5号線の3両編成のワンマン車両に乗り換えます。次は阪急なのに、なぜか「阪神国道」駅。

 これは交差する国道2号が阪神国道と呼ばれることにちなんでいます。この国道にはかつて阪神国道線という路面電車が野田から東神戸までの26kmを結んでいました。

阪急今津線の下を通る国道2号線(阪神国道)

 終点「今津」は阪神電車との接続駅。駅前には安くてうまい店が立ち並び、かつては今津文化という映画館もありました。北線と南線に分かれる今津線ですが、全長約8kmの沿線はタカラヅカ・高級住宅地・大学・阪神競馬場・下町まで実に多彩。100周年の記念の年にぜひ一度乗車してみてください。(羽川英樹)


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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2021/10/07/木 10:00-11:00

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