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殺害された女性の遺族は「事件から4年以上が経ちましたが、今なお、信じられない、悪い夢なら覚めてほしいという感覚は変わっておらず、母を失った悲しみは深まりはしても、薄れはしません。
被告人側が無罪主張するという報道を見て、心がかき乱され、許せないという思いがいっそう強くなります。
犯人がどのような主張をするのか、裁判を見守りたいと思いますが、無差別殺人を行い、(逮捕時)『誰でもいいから刺してやろうと思っていた』などと言っていた人が無罪になるような社会を、私達は信じることができません」とコメントした。
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神戸地検は当時の精神状態を慎重に調べる必要があるとして2017年9月から2018年5月までの約8か月間、2度にわたり鑑定留置を実施し、精神疾患はあったものの刑事責任が問えるとみて起訴した。今後、鑑定医らの証人尋問や被告人質問、遺族や被害者の意見陳述が予定されている。