聖徳太子・没後1400年特別展『日出づる処の天子』開催中 「今の世ならどんな政治を?」思いはせつつ… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

聖徳太子・没後1400年特別展『日出づる処の天子』開催中 「今の世ならどんな政治を?」思いはせつつ…

LINEで送る

この記事の写真を見る(13枚)

国宝「七星剣」(刀身全図)飛鳥時代 7世紀 大阪・四天王寺蔵 画像提供:東京国立博物館、Image:TNM Image Archives ※東京展のみ
国宝「七星剣」(刀身全図)飛鳥時代 7世紀 大阪・四天王寺蔵 画像提供:東京国立博物館、Image:TNM Image Archives ※東京展のみ

 国宝「扇面法華経冊子」も彩りが鮮やか。金銀の砂子がちりばめられている。

国宝「扇面法華経冊子」巻第1 平安時代 12世紀 大阪・四天王寺蔵 ※東京展のみ
国宝「扇面法華経冊子」巻第1 平安時代 12世紀 大阪・四天王寺蔵 ※東京展のみ
国宝「扇面法華経冊子」巻第6 平安時代 12世紀 大阪・四天王寺蔵 ※大阪展のみ
国宝「扇面法華経冊子」巻第6 平安時代 12世紀 大阪・四天王寺蔵 ※大阪展のみ

 兵庫県宝塚市の60代の夫婦は「厩戸王(うまやどおう)と表記されたり、冠位十二階や十七条憲法といった、教科書には必ず登場する人物ですが、時代は違えど、今、聖徳太子が政治の世界にいたら、国の安穏のためにどんなカードを切っているんでしょうか。そんなことに思いをはせる面白味があるのが歴史なんだと思います」と話した。

「聖徳太子童形像・六臣像」桃山時代 16世紀 大阪・四天王寺蔵
「聖徳太子童形像・六臣像」桃山時代 16世紀 大阪・四天王寺蔵
「聖徳太子童形像・四臣像」室町時代 15世紀 大阪・四天王寺蔵
「聖徳太子童形像・四臣像」室町時代 15世紀 大阪・四天王寺蔵

・・・・・・・・・・・・・・・

 没後1400年の節目となる「聖徳太子千四百年御聖忌(ごせいき)慶讃大法会」が太子ゆかりの四天王寺(大阪市天王寺区)で10月18日に始まった。2022年4月22日の「聖霊会(しょうりょうえ=太子の命日 江戸時代までは旧暦2月22日に行われた)」まで約半年にわたって舞楽奉納や同じくゆかりの法隆寺などの僧侶を招き、慶讃行事が続く。

「聖徳太子千四百年御聖忌(ごせいき)慶讃大法会」開闢法要が厳粛に執り行われた<2021年10月18日>
「聖徳太子千四百年御聖忌(ごせいき)慶讃大法会」開闢法要が厳粛に執り行われた<2021年10月18日>
四天王寺「聖霊院」前殿と奥殿からなる
四天王寺「聖霊院」前殿と奥殿からなる

■千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」

【大阪会場】大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内)
会期:2021年9月4日(土)~10月24日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
料金:一般1,800円ほか

「鳳輦」江戸時代-17世紀、および「聖徳太子童形半跏像」令和3年(2021)大阪・四天王寺蔵※「鳳輦」は大阪展のみ
「鳳輦」江戸時代-17世紀、および「聖徳太子童形半跏像」令和3年(2021)大阪・四天王寺蔵※「鳳輦」は大阪展のみ
LINEで送る

関連記事