◆鉄アナ・羽川英樹「行ってきました！」vol.52
兵庫県の加西市で開催された100kmを自転車で走破するロングライドイベント「カサイチfan（ファン）ライド」。普段はクロスバイクで長距離をゆっくり、のんびり、気の向くままに、たったひとりで走るポタリング派ですが、今回はゲストライダーとして初参加してきました。
スタート・ゴールとなったのは「鶉野飛行場」。ここは旧日本海軍の飛行場跡で、紫電改のレプリカも展示公開されています。
今大会には各地から思い思いのバイクを携えて約350人が参加。前夜から降っていた雨もスタートの頃には上がり、ガイドライダー先導のもと午前7時45分から小グループごとに出発。私は皆さんを見送ったあと、最終グループでスタートです。
「えっ、ラストで大丈夫なの？」と思うでしょうが、実は今回秘密兵器があるんです。いま注目の「e-bike」（電動クロスバイク）をレンタルさせてもらいました。これなら強い逆風が吹きつけても、少々の急坂でもスイスイ。これは今後、シニアライダーにはおすすめですが、現状では30万円近くするのがネックなんです。
秋の北播磨を満喫できるルートにはコスモスやススキなどが揺れ、まさに日本のふるさとの原風景の中を走っているようです。約15kmおきにエイドステーションも設けられ、地元名産品がずらっと並んでライダーにひとときの休息を与えてくれます。
第3エイドは前半の3つの急坂を越えたあとの中間地点に設置されていますが、ここで振る舞われた鹿肉カレーは疲れた体に染み渡りました。
中盤には地元の第3セクター・北条鉄道と並走できる区間があり、1時間に1本というダイヤにうまく遭遇できたライダーはラッキーでした。
【「カサイチfan（ファン）ライド」公式HP】
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【鉄アナ・羽川英樹の出発進行（YouTubeチャンネル）】
