◆鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.53
兵庫県西部に広がる播磨平野のほぼ中央部、姫路の東隣に位置する人口4万2千人の加西市は、魅力がいっぱい詰まったまちです。
市内の中心あたり、北条鉄道の起点「北条町」駅界隈は、山陰と山陽を接続する宿場町として栄え、今も、うだつや虫籠窓(むしこまど)を持つ商家のたたずまいがしっかり残っています。
1300年以上前に建立された住吉神社や酒見寺などのある古い街並みを過ぎると、「五百羅漢」が見えてきます。ここには凝灰岩を掘った500体近くの石仏が並び、一体ずつが皆、異なる表情を見せています。ここで自分に似た顔を見つけて手を合わせてる人たちも多く、地元の小学生がボランティアで案内する活動も行っています。
兵庫県立フラワーセンターも、加西市にあります。広さ46ヘクタールの真ん中に大きな池が配され、その池の周りには季節のさまざまな花が約4500種咲き誇り、温室も充実。また食虫植物は国内屈指のコレクションを誇っています。
鶉野飛行場跡は、全長1200メートルの滑走路をもつ旧日本海軍の飛行場跡。「紫電改」の実物大レプリカ(第1・3日曜に公開)や周辺の防空壕跡・爆弾庫跡などの歴史遺産を見学することもできます。
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