内容を理解するのが大変で、つい後回しにしてしまいがちな保険。一度入ればそれでいいというわけではなく、制度の変更などにより、日々新しいタイプのものも出ているので見直すことも重要だという。保険を選ぶときのポイントや、見直しの際にはどのような点に注意すべきなのかについて、来店型保険ショップ「ほけん選科 神戸須磨パティオ店」(神戸・須磨パティオ)の山川義正さんに聞いた。
まずは、保険は商品数も多くて何を選べばいいのか迷ってしまうが、選ぶ際のポイントについて、山川さんは次のように述べる。
「保険に入るときにはつい、月々の保険料金や広告のイメージに目が行きがちになる方が多いですが、本当に重要なことは、その保険が“万一のことがあって困ったとき、それをカバーしてくれるだけの保険金がでるプランになっているのか?”ということです。保険は万一のときにお金で助けてくれるものですが、その万一のときに保険金が足りなかったりしたら、入っている意味も半減してしまいます。ただ、こういうことはなかなかご自分だけで決められるのは難しいので、一度保険ショップなどでシミュレーションをしてもらうのがいいと思います。当店でも無料で相談を受けております」(山川さん)
保険を契約できる場所は、保険会社、銀行や郵便局、保険ショップなど数多くある。山川さんは、保険は決して安い買い物ではないため、一人の人の話を聞いてその通りにするよりも、複数の場所で確認し、納得して保険を申し込まれることをオススメしている。ただ、どのような保険に入ればいいのかイメージできていない場合はどうすればいいのだろうか。
「その方にとってどんな保険プランが必要か、というのはお一人おひとり異なるので、年齢や性別だけでは一概に“何が必要”ということは言えません。当店の場合は相談会で、お住まいの状況、家族構成、これまでのご病歴や、今後どういったライフプランをご希望されているかなどをきちんと伺ったうえで、備えが必要な部分を一緒にあぶり出していきます。万一のとき、大丈夫かなといった漠然とした不安でも全くかまわないので、一度、保険のプロに話してみてください」
保険を見直すときについて、山川さんは家族構成の変化、そして、「5年」というサイクルをポイントとして挙げる。
「結婚した、お子さまが生まれた、お子さまが独立したなど、家族構成が変わったというときは、必要な備えも変わるので、ぜひ保険の見直しをしてください。あとは、保険契約をして5年以上経っている場合も見直しどきです。医療保険やがん保険などは、医療技術の進化や公的医療制度の変更に伴って、どんどん新しいタイプの保険が登場しています。昔のタイプの保険だと、今、実際に入院や手術をした時に、保険金が足りずに自腹を切らなくてはいけないようなケースもあります。現在入っている保険証券をお持ちいただければ、そうしたこともすぐに診断可能です」
「ほけん選科 神戸須磨パティオ店」のような保険ショップで加入した場合、住所変更時などにも楽だという。
「例えば、医療保険はA社のもの、がん保険はB社のもの、火災保険はC社のもの……というように複数の会社の保険に加入されている場合、住所変更をしたいときや保険金を請求したいときに、それぞれの保険会社に別々に連絡しなくてはいけません。保険ショップを通じてご加入いただければ、何か変更やご要望があるときは、その店にご連絡いただくだけで済みます。また追加のご相談があるときでも、お客様のそれまでのご相談の履歴も分かるので、的確なご提案をすることができます」
※ラジオ関西『河上幸恵のモーニングコール』2021年11月4日放送回より
◆ほけん選科神戸 須磨パティオ店
兵庫県神戸市須磨区中落合2丁目2-1 須磨パティオ1番館2F
(神戸市営地下鉄「名谷駅」すぐ)
営業時間 10:00~19:00
定休日 元日と設備点検日
電話 078-791-3431
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