「だまれ!」
初めて学校へ行く日。ジェペット爺さんは、自分の上着を売ってピノッキオに教科書を買ってやります。
ところがピノッキオは、村にやってきたサーカスに夢中になってしまいます。ピノッキオはジェペット爺さんが買ってくれた教科書を売って入場券を買い、サーカスを楽しむのですが、人間ではないことをサーカスの支配人に気づかれ、捕まってしまいます。
ピノッキオは薪の代わりとして燃やされそうになりますが、どういうわけか支配人はピノッキオの貧しい身の上に同情し、ピノッキオを解放して金貨5枚を渡します。
森の奥深く。ピノッキオがジェペット爺さんの家に向かう帰り道で、ネコとキツネに出会います。
「その金貨を増やす方法を教えてやろう」
「奇跡の野原という原っぱがある。金貨がどんどん増える」
ネコとキツネは詐欺師でした。またもやおしゃべりコオロギが現れてピノッキオへ忠告します。
「ひと晩で金持ちになれるなんて、うまい話に乗るな」
ところがピノッキオは耳を貸さず、強盗になりすましたネコとキツネに襲われてしまいます。ピノッキオは木に吊され、気を失います。