認知症との向き合い方とは コミュニティーの場で悩みを共有 「地域の皆さんのあたたかい手が必要」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

認知症との向き合い方とは コミュニティーの場で悩みを共有 「地域の皆さんのあたたかい手が必要」

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【林アナ】 今の兵庫県の65歳以上で認知症になってる方、どれぐらいいるのかについてですが、現在、およそ30万人。これは、65歳以上高齢者の2割程度なんです。(5人に1人) そして、若年性認知症の方の割合が、18歳~64歳における10万人あたり50.9人。兵庫県内にはおよそ1546人と推計されています。濱田さん、この数字を聞くと結構いらっしゃるように思いますが……。

【濱田さん】 そうですね。ただ、これも推計だから診断していくと、もっと多いかもしれませんもんね。

「加古川認知症の人と、家族・サポーターの会」の様子

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【林アナ】 いま、悩んでる方もいると思いますが、岡田さんからは伝えたい思いとは?

【岡田さん】 認知症・若年性認知症が疑われたり、発症が分かったりしたら、ひとりで悩まずに、すぐに地域や周りの人に発信して、1日でも早く医療機関や地域の福祉関係に助けを求めてください。認知症は、誰もが発症する可能性があります。もし、周りに認知症で困っている方がいたら、地域の皆さんのあたたかい手が必要ですので、助けてあげてください。

「加古川認知症の人と、家族・サポーターの会」の様子

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 加古川元気会では、会員でなくても参加できる公開講座や講演会を行っている。「認知症」について悩んでいる人がいれば、ひとりで抱えず、まずはこのようなコミュニティーの場に一度参加してみるのも、選択肢の1つになるだろう。

(YouTubeひょうごチャンネルより)

※ラジオ関西『PUSH!』2021年11月16日放送回【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】より


【放送音声】

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