ルーカス作品を彷彿とさせる、ザ・スミスの名曲が紡ぐ青春群像劇 『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』レビュー | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ルーカス作品を彷彿とさせる、ザ・スミスの名曲が紡ぐ青春群像劇 『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』レビュー

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 かつて、未遂ながら本当にあった“ザ・スミスファンのラジオ局ジャック事件”に着想を得て本作を監督したのはスコット・ウォーカーの伝記やジャコ・パストリアスの伝記、X JAPANの映画『WE ARE X』なども撮っていて、音楽映画に定評のあるスティーヴン・キジャック。1980年代のファッションや空気感が画面から色濃く伝わってくる。

(C) 2018 SOTW Ltd. All rights reserved

 1962年9月のカリフォルニアを舞台に4人の若者たちが過ごす一夜を、ロックンロールの名曲に乗せてジョージ・ルーカスが描いた名作『アメリカン・グラフィティ』を彷彿とさせるところもあり、若者たちのワンナイトものであること、ウルフマン・ジャック、フルメタル・ミッキーというDJと、ラジオから流れてくる曲が思いを代弁してくれているという趣向も含め、オーバーラップする部分も多い。

 25年の時を超えて、音楽が紡ぐ青春群像劇。どちらの映画も、青春のあの日に連れて行ってくれる作品として、きっと、心に残るはず!(増井孝子)

※ラジオ関西『ばんばひろふみ!ラジオdeショー!』、「おたかのシネマdeトーク」より


『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』
2021年12月3日(金)より全国公開!
大阪ステーションシティシネマ/TOHOシネマズなんば/京都シネマ/神戸国際松竹/TOHO シネマズ西宮 OS 他
(C) 2018 SOTW Ltd. All rights reserved
【公式HP】

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ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー! (2) | ラジオ関西 | 2021/12/08/水 11:00-12:00

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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