線が2本⼊っているものは、3極プラグ。ステレオ仕様のプラグです。3極プラグの一番先がステレオの「L」(=Left、左)チャンネル、真ん中が「R」 (=Right、右)チャンネル(ともにプラス側)、根元の部分が「GND(グランド)」(マイナス側)となっています。(音楽信号は、ヘッドホンアンプのプラス側であるL・Rチャンネルから出て、イヤホンのユニットを駆動し、振動によって音を鳴らしたのち、共通のマイナス側であるGNDに戻ってきます)
また3本の線が入っている4極のプラグは、3極に加えて「MIC(マイク)」という部分のある規格です。web会議など、耳で人の声を聴きながらマイクで自分の声を発信する際には、この3本線・4極のプラグの付いたイヤホンが便利です。ただ、この4極には、「CTIA」と「OMTP」の2つの種類(規格)があり、間違えるとマイク機能が使えない場合も出てくるため、注意が必要です。
さらには、ノイズキャンセリング機能などに使われる5極のプラグもあります。
※ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』 2021年12月19日放送回より
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【放送音声】2021年12月19日放送回