◆撮影中は「寂しかった」MV撮影の思い出
――制作中の思い出深いエピソードについて教えてください。
【宮本】 『どうして僕らにはやる気がないのか』のMVを撮影した頃、まだちょっと外が暑い時期だったんですよ。それで、知らない方も多いと思うんですが、映像を良く見せるために、レフ板を使って出演者に光を当てるんですよね。その光が結構まぶしくて……しかも今回は鏡のレフ板を使ったので、反射した光をめっちゃ浴びて、本当に焼けるんじゃないかと……“お肉が焼けるくらいの”暑さを体験したのが大変でしたね(笑)。あと、ひとりでMVを撮った経験はあまりなくて、それが寂しかったです。ドローンで撮影するとき、本当に周りの人がいなくなっちゃって「今ここで事故が起きたらだれが助けてくれるの?!」なんて思ったり……。でも、楽しく撮影できました(笑)。
――そして『規格外のロマンス』のMVではバックに“ある人たち”がいましたね。
【宮本】 そうですね『規格外のロマンス』では、ハロプロ練習生ユニットの子を4人選抜して出演していただきました。この子たちは、宮本のライブツアーでバックダンスもしてくれていたので、縁のある子とうか、それがうれしいなって。撮影(への出演)が急に決まったなかでも、みんなが対応してくれて、素晴らしかったと思いますし、すごく楽しかったです!
◆「後輩たちの目標」になることを目指して
――宮本さんの今後の目標、挑戦したいことを教えてください。
【宮本】 具体的に「ここに行きたい」「ここで歌いたい」という目標を持っている方もいると思うんですが、あんまりそういった目標を掲げてはいないです。私は(ハロー!プロジェクトの)先輩に憧れてこの世界に入って、グループ活動を経験してソロになったんですが、ソロで音楽活動をされている先輩は、鈴木愛理さん、夏焼雅さんとかだけで……あんまり多くないんですよ。なので、宮本がこうやって頑張っているのを見て、後輩のみんなも「ソロでも歌いたい!」と思えるような、頑張る糧になるような人でありたいと思います。あと「憧れの先輩」で私の名前が挙がることが全然なくて……。しゃべり方が変だからなのか、オタクっぽいからなのかわからないんですが……(苦笑)。あんまり憧れの先輩枠にいれてもらえないので、今後は「宮本さんに憧れてハロー!プロジェクトに加入しました」と言ってくれる子が増えるくらい頑張っていきたいなと思います。
――では最後に、リスナーの皆さんへメッセージをお願いします。