――制作サイドには事前に何か要望を伝えたのですか?
【宮崎】お二人に直接お伝えすることはなかったのですが、新曲をつくるなら、TikTokのようなSNSでも流行りそうなテーマが良いとずっと考えていました。そのなかでも「既読無視」について、よくSNSで取り上げられているのを見るので、それをテーマにした曲があったら、(TikTokなどでも)使いやすいんじゃないかと。それを事務所の方に伝えたところ、「おもしろいじゃん」と言われ、あっという間に進んでいきましたね。
――歌詞と楽曲をはじめてチェックしたとき、どう思いましたか?
【八木】もう、笑っちゃいました。「すごっ……」って思って……。
【宮崎】「DM」とか「ストーリー」のような言葉が歌詞に入っていて、めっちゃイマドキなんです。想像していた以上に“今”に合っている曲に仕上がっていたので、私も「すごい」と思いました。
――『既読無視警察』はどのような作品ですか?
【宮崎】メッセージを「既読スルー」されているのに、その相手がSNSのストーリーを更新しているのを見て、「なんで返信してくれないの……?」と感じる……そんな経験をされたことがある方も多いと思います。そんな思いや乙女心が歌詞になっています。曲調もカッコよくて、警察をテーマにしているのでサイレンの音も入っていたり、関連した言葉が歌詞になっていたりするのも特徴です。
【八木】今の時代や社会に合った曲だと思います。刺さる人が多いんじゃないでしょうか。
――お気に入りの歌詞はありますか?