書写山円教寺 千年続く「鬼の舞踏」青鬼・赤鬼、 火の粉散らし四股を踏む 疫病退散への祈り | ラジトピ ラジオ関西トピックス

書写山円教寺 千年続く「鬼の舞踏」青鬼・赤鬼、 火の粉散らし四股を踏む 疫病退散への祈り

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■「コロナ禍で本当の人間関係づくり 家族の会話も増えた」訪れた女性は…

円教寺・摩尼殿外陣の扉はすべて開放、感染防止対策が取られた
円教寺・摩尼殿外陣の扉はすべて開放、感染防止対策が取られた
例年、修正会終了後に内陣から撒かれる「鬼の箸」は撒かず、抽選での授与に
例年、修正会終了後に内陣から撒かれる「鬼の箸」は撒かず、抽選での授与に

 円教寺では2020年3月から新型コロナウイルスの収束を願い、毎日正午に特別祈祷が行われ、まもなくまる2年となる。
 兵庫県高砂市から友人同士で訪れた40代の女性は「赤鬼・青鬼が『ドスン、ドスン』と四股を踏む音の力強さで、疫病や邪気も去っていくような勢いを感じた。(感染拡大)第5波が収まり、少し落ち着いたかと思った矢先に、新種のウイルス・オミクロン株が出てきて、未知な部分が多すぎて不安。ただコロナ禍でわかったことは人間関係。本当に仲の良い、これからの人生で信頼できる友人だけに会うようになった。私たちもそういう仲。一方で家にいる時間が多く、家族で過ごす時間と会話が増えて、お互いがわかり合えるようになった」と話した。

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