◆鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.65
東京で昨年15万人を動員した人気の植物展が大阪にやってきました。大阪市東住吉区の長居公園にある大阪市立自然史博物館では、特別展特別展「植物 地球を支える仲間たち」が開催されています。この展示では、7つのエリアに分け、150点以上の模型・標本・映像で、植物の不思議な生態に迫っています。
会場に入るやいなや、いきなりメインディッシュともいうべき「○○すぎる」植物展示が迎え入れてくれます。まず目に飛び込んでくるのは、天井に向けニョキっと伸びる高さ2.7メートルの「ショクダイオオコンニャク」の実寸大模型。これは花の集合体で数年に一度花を咲かせるのですが、中から強烈な臭いを放ちます。この臭いが好きな昆虫に花粉を運んでもらうための呼び寄せ臭だそうです。実際にその臭いを嗅ぐ体験もできるのですが、これがゴミの臭いに近い強烈な悪臭。しかし怖いものみたさ、いや、嗅ぎたさで、ついつい鼻を向けてしまいます。
単体の花で一番大きいのはインドネシアに分布する「ラフレシア」。会場のもので直径80センチもあります。自身で光合成ができず、ほかの花に寄生して栄養分を吸収し、大きくなります。
アフリカの砂漠に分布する「キソウテンガイ」は、2枚の葉が成長し続け、なんと1500年も生き続ける『長生きすぎる葉』なんです。
『大きすぎる幹』は「メキシコラクウショウ」。この大木の幹は根本周囲58メートルと世界最大の樹木としてギネスに登録されており、写真のほかにも会場床面の図示でその大きさが体感できるようになっています。
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