大手レストランチェーン店「スエヒロ館」が、卵アレルギーを持つ男の子のために特別に作ったハンバーグがTwitterで話題となりました。エピソードを投稿したのは、お母さんのかっぱさん(@244ihcas244)。最近カタカナが読めるようになった4歳の息子さんがスエヒロ館の前を通り、「ハンバーグだって! 食べたいねぇ!」と呟いたところから、話が始まります。
早速スエヒロ館の本部に、ハンバーグの鶏卵含有量などについて問い合わせた、かっぱさん。残念ながら、「すべてのハンバーグに卵を使用している」との回答でした。しかし担当者から次のひとことがあったといいます。
「工場長と相談して、なんとか卵抜きのハンバーグを作ってみます!」
「そうは言っても大企業だし……」とあきらめかけていたかっぱさん。しかし数日後、「できました! ご来店日を教えていただけたら、お店に届けます!」と連絡が入りました。
そして、家族でスエヒロ館へ。パンやスープなど、他のメニューの鶏卵含有量まで教えてくれたうえ、ビュッフェ用のトングも息子さん専用にしてくれたそう。息子さんは念願のハンバーグのおいしさに大喜びでテンションMAXに。家族でとても良い時間を過ごせたそうです。
対応を担当した、スエヒロ館のレストラン事業部長の堀川さんに、舞台裏を聞きました。
――これまで、食物アレルギーへの特別対応を行ったことはありますか?