◆鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.67
JR西日本の「嵯峨野線」は、山陰本線の一部で、京都から園部(南丹市)までの34.2kmの区間の愛称です。始発の「京都」で、嵯峨野線は31~34番線になります(在来線は0番線と、2~10番線。新幹線が11~14番線。30番線は関空特急はるか)。では今回は221系の普通電車で京都から亀岡までの小さな列車旅に出かけましょう。
次の「梅小路京都西」は2019年に誕生した嵯峨野線で最も新しい駅。京都鉄道博物館・京都水族館・梅小路公園などが駅前に点在します。
「丹波口」は京都市中央卸売市場への最寄り駅で、旧花街だった島原地区では独特の揚屋建築の見学もできます。
「二条」は特急と快速の停車駅で地下鉄東西線とも接続、「太秦」は広隆寺や東映太秦映画村にも徒歩圏内の駅です。
「嵯峨嵐山」はもともと「嵯峨」を名乗っていましたが、1994年に改められ、文字通り、観光地・嵐山へのJRの玄関口となっています。嵐山の中心地とは少し離れていますが、駅近くの「中村屋総本店」の揚げたてコロッケと、銭湯を改装したカフェ「嵯峨野湯」は外すことはできません。
この駅では嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に接続しています。保津川沿いに旧山陰本線の線路を使って亀岡まで23分の旅。最後尾からDE10の機関車が押し、5号車はオープンデッキ車両になっています。床は透けているので、下からの走行音がド迫力で聞こえてきます。また眼下の保津川下りの舟に出会うとお互い手を振りあうのもほほえましい光景です。
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