シラノ 「………」
シラノは背が低くて自分の見た目に自信が持てず、これまでロクサーヌに秘めた気持ちを伝えられないでいました。
こうしたシラノの思いを知らないロクサーヌは、シラノと同じ隊に配属された青年に一目ぼれし、シラノに仲立ちを頼んだのです。
ロクサーヌ 「彼の名前はクリスチャン。あなたの隊の新しい兵士よ。彼と仲良くなりたい」
シラノは複雑な気持ちになりますが、愛するロクサーヌの願いを叶えようと、新入りのクリスチャンに彼女の思いを伝えます。
クリスチャン 「あのロクサーヌが口下手の僕を?」
クリスチャンは口下手で頭がからっぽだと分かったシラノは、ロクサーヌ宛てのラブレターをクリスチャンの代わりに自分が書く、と提案します。
シラノ「私は詩を書ける。恋文を代筆しよう」