岡山・真庭地域の米の魅力を発信「真庭おむすびガールズ」 地産米の詰め合わせギフトをプロデュース | ラジトピ ラジオ関西トピックス

岡山・真庭地域の米の魅力を発信「真庭おむすびガールズ」 地産米の詰め合わせギフトをプロデュース

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 岡山県北部の真庭市と新庄村での取り組み「真庭おむすびプロジェクト」から生まれた、地産米のギフトがある。

 真庭の人や自然を結び、地域の米や魅力を発信しようと、町ぐるみで行われている「真庭おむすびプロジェクト」。その一環として、2019年に結成された「真庭おむすびガールズ」が、このたび、真庭産の米を詰め合わせたギフト「まにわの想いをこめセット」をプロデュースしている。

「まにわの想いをこめセット」(写真提供:真庭あぐりガーデン)

 セットの中身は3種類の地産米。瀬戸内海のカキ殻で土壌を改良して育てた「里海米」(キヌムスメ)、地域の循環型農業・バイオ液肥を使用して育てられた「循米(めぐりまい)」(キヌムスメ)、新庄村特産のもち米「ヒメノモチ」と「コシヒカリ」をブレンドした、おむすび専用の「結び米」。いずれも持続可能なまちづくりを行う真庭地域から生まれたものだ。

 真庭市は、地域資源である木材に由来する再生可能な資源、「木質バイオマス」の利用を進めているだけでなく、農業でも野菜くずなどを発酵させ、バイオ液肥にして米や野菜を作る取り組みなどを実施するなど、積極的にSDGsの活動を行っているまちでもある。

 20~70歳代の女性約30人からなる「真庭おむすびガールズ」は、2019年秋、決められたルールで100個のおにぎりを作る時間を競うというギネス記録にも挑戦し、見事に達成(タイムは3分21秒)した実績を持つ。

(写真提供:真庭あぐりガーデン)

「真庭おむすびガールズ」のメンバーの1人、横山栄子さんは、「現在はコロナの影響で活動が制限されていますが、こんなときだからこそ、メンバーの『真庭をひとつにむすぶ活動を止めてはいけない』という思いで、真庭観光局と共同で商品開発に取り組みました。中山間地域でよりよく生きるため、様々な垣根を越えて、“つながり、助け合っていきたい”。そんな温かい思いを届けたい」と、このギフトに込めた思いを語っている。

「まにわの想いをこめセット」は2,000 円(税込)。真庭市内のグルメスポット「真庭あぐりガーデン」内の「旬の蔵dezi-na(デジーナ)」などで販売されている。また、真庭地域の地産米でつくられたおむすびは、同ガーデン内のおむすび屋「十字屋商店」で取り扱っている。

(写真提供:真庭あぐりガーデン)

・「真庭あぐりガーデン」公式HP
・オンラインショップ「岡山産直工房 楽天市場店」

※ラジオ関⻄『羽川英樹ハッスル!』2022年2⽉24⽇放送回「岡山県北ハッスル情報」より

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