201系最後の姿とともに、JRおおさか東線(新大阪~久宝寺)沿線をたどる | ラジトピ ラジオ関西トピックス

201系最後の姿とともに、JRおおさか東線(新大阪~久宝寺)沿線をたどる

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「JR淡路」を過ぎるとすぐに全長610メートルの淀川橋梁をわたります。ここは通称「赤川鉄橋」と呼ばれ、かつては人も渡れる橋でした。もともと城東貨物線は単線だったため、片側が人道橋として大阪市が借用していました。84年間にわたって市民に親しまれてきた木造橋も、おおさか東線を開通させるため8年前に閉鎖。貨物列車が通過する横を人や自転車が行きかう姿はもう見られなくなりました。

「城北公園通」を経て、「JR野江」では京阪と接続。その後「鴫野」~「放出」の一駅間は学研都市線が並行して走ります。難読駅名の1つ「放出」の駅前には高層マンションも出現し、その変貌ぶりにびっくりします。ハナテン中古車センター(今はビッグモーターと経営統合)のCMで一躍有名になった駅ですが、今はビッグモーターと経営統合したため、その社名はなくなっています。

(写真 3203)

「高井田中央」の次、「JR河内永和」では近鉄奈良線、「JR俊徳道」では近鉄大阪線と接続します。このあと難読駅名の「衣摺加美北」(きずりかみきた)などを経て、終着「久宝寺」へは新大阪から32分で到着。ここで大和路線と接続します。

 駅前は大きく発展し、高層マンションや商業施設、市民病院などが集まっています。ここはもともと広大な竜華(りゅうげ)操作場があった場所で、そこを大規模に再開発したのです。

(写真 3215,3221)
(写真 3215,3221)

 沿線には特に観光名所などはありませんが、大半が高架で見晴らしもよく、貨物線との歴史も相まって“鉄”にはたまらない路線です。

 なお3月12日からは、201系に代わって、「221系」がそのあとを継ぐことになっています。(羽川英樹)

(写真 3219)

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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2022/03/03/木 10:00-11:00

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