記憶喪失が流行すると世界はどうなる… ケイト・ブランシェットがエグゼクティブ・プロデューサー 映画『林檎とポラロイド』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

記憶喪失が流行すると世界はどうなる… ケイト・ブランシェットがエグゼクティブ・プロデューサー 映画『林檎とポラロイド』

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 男が尋ねると、女性ドクターが答えます。

「最近は前触れなく突然発症する」

 そしてドクターはおすすめの治療法として国立神経病院の記憶回復プログラムを受けるよう提案します。

「古い記憶を取り戻すのはあきらめて、新たな経験と記憶を重ねて、イチから人生を築き直すの。自立を望むならやるべきね」

 男はプログラムへ参加することに決めました。

 住まい・食料・洋服・当面の生活費を病院が準備します。男には毎日課題が与えられます。課題はカセットテープに録音されていて、ボタンを押すと指示する声がスピーカーから流れます。

 男はこうした課題を実行し、クリアできたらポラロイド(インスタントカメラ)で写真を撮って完了です。

==メイン =

 プログラム初日。

「自転車の乗り方は覚えているはずだ。写真を撮ることを忘れずに。健闘を祈る」


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