今年の「春の全国交通安全運動」(4月6日~15日)で展開される兵庫県交通安全協会のポスターが発表された。
これは令和3年度(2021年度)「児童・生徒の交通安全ポスターコンクール」に応募があった1万3924作品の中から優秀作品50点を代表して選ばれたもの。今回は、明石市立和坂小学校6年(入賞当時)の中村海礼さんの作品が、兵庫県交通安全協会の令和4年度(2022年度)「春の全国交通安全運動」ポスターとして使用される。
3月4日に明石市立和坂小学校で行われた贈呈式では、明石交通安全協会の藤田義明会長と明石警察署の蓮井賢一署長から、額に入ったポスターと記念品が贈られた中村さん。「ポスターは夏休みの課題で、自分の通学路に十字路の交差点があり、いったん止まって、右左の確認をすることが大切だと思い描きました」とコメントしていた。
今回、作製されたポスター1,850枚は、3月下旬に兵庫県内各所に掲示される予定。なお、令和4年度「春の全国交通安全運動」の運動重点は、▼子供を始めとする歩行者の安全確保、▼歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上、▼自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保、以上の3点となっている。
毎年、小学校1年生から高校3年生までを対象にして開催されている「児童・生徒の交通安全ポスターコンクール」(主催:一般財団法人兵庫県交通安全協会、後援:兵庫県、兵庫県警察本部)。その優秀作品を使った兵庫県交通安全協会のポスターは、毎年、春と秋に作製されている。