「和室=昔ながら」とは言わせない おしゃれな「新時代の畳」とは 「スタイリッシュな家具ともマッチ」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「和室=昔ながら」とは言わせない おしゃれな「新時代の畳」とは 「スタイリッシュな家具ともマッチ」

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《部屋が広く見える!? 「琉球畳」》

 江戸時代から琉球王国(現在の沖縄地方)で親しまれている伝統の琉球畳です。全国の若者にも好評だそう。琉球畳は「へり」がなく、主に正方形の半畳サイズなのが特徴。色の段階的変化や線によって生じる遠近感、光の反射具合などによって部屋が広く見える効果もあることから、単身者向けの小さな部屋にもピッタリです。

琉球畳を使ったコーディネート例(写真提供:全国畳産業振興会)
琉球畳を使ったコーディネート例(写真提供:全国畳産業振興会)

琉球畳を使ったコーディネート例(写真提供:全国畳産業振興会)
琉球畳を使ったコーディネート例(写真提供:全国畳産業振興会)

 先述のモダンなニュースタイル畳にも、琉球仕様の畳が多く使われています。本来の琉球畳は、一般的なイ草とは異なる「七島イ草」で作られますが、最近は人気の高まりに伴い、へりの無い半畳のものであれば、素材にかかわらず琉球畳と呼ぶことがあるよう。手ごろな価格のものも増えています。

 フローリング床の部屋にお住まいの場合、敷物代わりに琉球畳を置くのがオススメ。全面に敷くのも良いのですが、ラグのように1~2畳ほど畳を設置し「ゴロ寝用スペース」を作るのも人気です。

 いよいよ新生活のスタート。暮らしに合わせた、ニュースタイルの畳を取り入れてみてはいかがでしょうか。

(取材・文=みねほのか)

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