実は「針」が大事! ラジオ局でも現役のアナログレコードプレーヤー さらに上質な音を求めて | ラジトピ ラジオ関西トピックス

実は「針」が大事! ラジオ局でも現役のアナログレコードプレーヤー さらに上質な音を求めて

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 先日、ラジオ関西でレコード針の調整が行われました。現在使用している針は「NAGAOKA」(本社:山形県)の「MP110」で、解像度が高いのが特徴です。

 新たに試聴したのは、「CHUDEN」 のレコード針。CHUDENは、アナログレコードのカートリッジ(レコード針と直結し、振動として針を伝ってくる音溝の情報を拾う装置)を製造している株式会社中電(本社:群馬県)のブランドです。

 CHUDENのレコード針は、ダイヤモンド丸針にアルミカンチレバーと高磁力アルニコマグネットで音楽情報を拾い上げます。特殊構成の磁気回路もこだわりです。「MG-3605」は太く芯のある音が特徴的。現場で調整を行っていた経験値豊富なスタジオ・ミキサーは「音圧感や音の切れ、立ち上がりが抜群で非常にダイナミックなサウンド」と評価していました。

 若い世代のスタッフにもレコードの「音」を引き継ぎ、ラジオ局では今後もまだまだレコードが活躍しそうです。

※ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』 2022年3月20日放送回より


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【放送音声】2022年3月20日放送回

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