神戸の繁華街・三宮(神戸市中央区)にあり、今年1月から大規模再整備中の「東遊園地」は、今年秋頃のオープンを目指して工事が着々と進められている。そこで、再整備の目的や改修ポイント、将来像などを神戸市建設局公園部整備課係長の松崎純一さんに詳しく聞いた。
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――まず、東遊園地について改めて教えてください。
東遊園地は、都心における貴重な緑のオープンスペースとして、日頃から市民の憩いや散策、レクリエーションなどに利用されています。また、「神戸ルミナリエ」や「阪神淡路大震災1.17のつどい」などのイベント会場としても利用されています。
――再整備の目的は?
神戸市が進めている「都心・三宮再整備」の動きの中で、回遊性向上の拠点として、さらなる日常的なにぎわいや利活用の創出を図るために再整備を行っています。
――市民にとっても都会のオアシス。どのように変わる予定なのでしょうか。
東遊園地は、道路を挟んで北側と南側のエリアに分かれています。北側のエリアには、眺めの良い高台にデッキテラスを設け、テラスでランチなどの食事ができるようになります。大小二つの芝生広場が作られ、それに隣接してカフェやレストランもできます。