おうち時間が長くなり、”宅飲み”を楽しむ人が増えています。「普段は安いワインを飲むことが多い」「いつもの味に飽きてしまった」という人もいるのでは? そんな人にお役立ちかもしれないのが、今年3月に発売された「オートワインフルール」。“自動でデキャンタやグラスをくるくると回してワインをおいしくする”という画期的なアイテムです。
開発したのは、年間100商品ものユニークな便利家電を世に送り出しているサンコー株式会社。担当者に、オートワインフルールについて聞きました。
■熟練ソムリエの技を自宅で!
オートワインフルールの魅力は、ソムリエがワインを注いだ際にくるくるとグラスを回す熟練の技「スワリング」を“自宅で完全再現できる”点だとのこと。使い方は簡単! ワインを注いだデキャンタやグラスを載せて、ボタンを押すだけ。すると、回転台がくるくると回り、ワインの中に空気が入るという仕組み! ワインを空気に含ませることで酸化が進み、味わいがまろやかになるうえ、香りもぐっと強くなるのだとか。
その際、回転数や速度が一定でないと味にムラが生じてしまいますが、オートワインフルールは自動で正確に回します。回転台は1分間に63回転し、5分もしくは10分で自動停止。台がゴム製のためグラスがすべりにくいのも、うれしいところです。
■おいしくなるのはワインだけじゃない!
実は、ワインだけでなく、日本酒やウイスキーも、回すことで一段とおいしくなるそう。実際に試した人からは「辛味がおさえられる」「スッキリ飲みやすくなった!」などの声が寄せられているのだとか。
担当者よると、ワインの品種によっておいしくなる回転数は異なるため、自分なりの設定時間を試してほしいとのこと。自動運転中も、ボタンを押せば回転をストップさせることができるので、自分なりのカスタマイズも可能です。「どのくらい回せば一番おいしくなるのか?」試してみるのも面白いかも?
■高級ワインでも味が変化!
使用後の感想によれば、オートワインフルールで回したワインを飲んだ人の7割が「甘くなった」「香りが強くなった」と味の変化を実感したとのこと。さらには意外な層からの反応も! 「安いワインをおいしく飲む」目的で販売したのが、高級ワイン好きの“上級者”からも「熟成されたワインもさらにおいしく味わえる」という声が挙がり、ワイン通の間でも密かに人気が高まっているそう。