食べたもの「太っている人ほど少なめに申告」の傾向 “食習慣の正確な把握”を コープこうべ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

食べたもの「太っている人ほど少なめに申告」の傾向  “食習慣の正確な把握”を コープこうべ

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 食べたことを忘れてしまうのか、食べなかったことにしたいという心理がはたらくのかはわかりませんが、正確に申告することは簡単ではありません。なお、エネルギー摂取量を比較的正確に把握できる調査法が1つだけ見つかっています。それは「自己申告ではなく、第三者による観察」でした(グラフ中の緑。この方法だけがすべて100周辺を示している)。

 こうした結果から、「栄養疫学」の研究を支援している「HERS M&S」代表の児林聡美さんは、「“食べていないのに太る”と言われたとしても、その人は(意図的に)ウソをついているわけではなく、無意識のうちに食べたものを忘れてしまっている」として、「説明を否定するのではなく、忘れてしまった食べ物を思い出すお手伝いを」と呼び掛けています。

 食習慣に目を向けること自体には大切な意味があります。私たちコープこうべでも、2017年から、「BDHQ食習慣調査」(簡易型自記式食事歴法質問票)の取り組みを進めています。健康づくりのきっかけとして、みなさんも、ご自身の食習慣を正確に把握するところから始めてみてはいかがですか。

写真手前から)「コープこうべ」商品検査センターの羽田野達也さん、三上公也アナウンサー

※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』内「コープスコープ はかるたいせつ」2022年4月19日放送回より

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