セレブの街に「F.F.マルシェ芦屋」オープン ! 「スーパー玉出」高級路線への挑戦

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 赤色や黄色の派手な看板や激安セールで知られ、大阪府内を中心に展開する「スーパー玉出」の運営会社・フライフィッシュ(本社・大阪市西成区)が、阪神間屈指の高級住宅街・兵庫県芦屋市で運営する新業態の店舗「F.F.マルシェ芦屋」が27日、プレオープンした。28日から本格営業を始める。

 芦屋市全域は景観地区に指定されており、近隣のマンションや住宅と調和するよう、当初のあずき色から変更、外観は落ち着いたベージュを基調にした。
 商品を極限まで値下げするスーパー玉出ならではの「1円セール」はなく、強烈な玉出のインパクトを封印、フランスのマルシェ(市場・朝市)をイメージし、バイヤーが産地へ行き見て食べて「美味しい」と思ったものを厳選した。平均客単価・2千円、1日あたり2~3千人の来客を目標としている。

芦屋市内にはシックな色合いのマンションが立ち並ぶ
芦屋市は美しい景観を生かしたまちづくりを進める

 フライフィッシュは新業態のスーパーで高級感を出すため、当初から一号店は芦屋と決めていた。隣接する神戸市東灘区、西宮市には、さまざまなスーパーがあるが、芦屋市には点在しているのが実情。しかも近隣市に比べコンビニエンスストアが少ないことから、アクセスの良い国道2号線沿い、なおかつ住宅街での店舗展開に目を付けた。

 従来の玉出ブランドとは異なり「いいものを安く」というコンセプトで、商品のクオリティーを高め、30~40代の主婦層を中心に受け入れられる価格帯を設定した。将来的には首都圏(東京、横浜)への進出も視野に入れたいとしている。

1階には産地直送の50種類以上の有機野菜や精肉、魚介をそろえた
プレオープン前のミーティング 28日から本格始動<2022年4月27日午前>

 「F.F.マルシェ芦屋」が強調するのは、 果物・野菜、魚介類、デリカデッセンへのこだわり。特に果物・野菜は産地直送。スーパー玉出とは仕入れ先も異なり、東京・大田市場、大阪・東部市場などから鮮度の高いものを直行便で仕入れる。野菜サラダのパックには、こだわりの有機野菜が日替わりで展開される。 鮮魚コーナーには長崎鷹島本まぐろも並ぶ。

芦屋のブランドイメージを大事に、陳列にも工夫が
厳選した高級フルーツを取りそろえた

 スーパーの業態は、総合的なものから食品に特化したものに変化しているが、これが価格のダンピングにつながる懸念があり、思うような収益が見込めなくなる。「F.F.マルシェ芦屋」はそこから脱皮するべく、自然食品や無農薬の青果を扱うなど、富裕層にも向けたスーパーを目指している。


■F.F.マルシェ芦屋(兵庫県芦屋市春日町8-1)
売場面積 1階約330平方メートル、2階約200平方メートル
営業時間 9:00~21:00
定休日  元日
【公式HP】

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