“もふもふ”がすっきり!「ヒツジの毛刈り」なぜ必要?「地味に見えてじつは重要な技術」とは 飼育員に聞いた | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“もふもふ”がすっきり!「ヒツジの毛刈り」なぜ必要?「地味に見えてじつは重要な技術」とは 飼育員に聞いた

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 個体差もありますが、ゴミ袋ひとつ分くらいの大きさ、1頭につき2〜4キロほどの重さがあります。汚れている部分は取り除かれ、きれいに洗ってから利用されます。

――ヒツジの毛刈りで大変なのはどういった点ですか?

 じつは、毛を刈る部位には順番があります。正しい手順で行うと、全身の毛は一枚の絨毯(じゅうたん)のように繋がり、より短い時間で作業が行えるためヒツジへの負担も少なくなります。

 ヒツジの毛を刈る際はバリカンの操作技術はもちろんのこと、毛刈り中に動いてケガをしないように、ヒツジに座ったような姿勢をとらせて大人しくさせておく「保定」という技術も大事になります。毛を刈っている手元の方に目が行きがちですが、地味に見えて保定の技術も同じくらい重要なんです。

一枚に繋がった毛(写真提供:淡路ファームパーク イングランドの丘)
じつは難しい「保定」の技術(写真提供:淡路ファームパーク イングランドの丘)

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 イングランドの丘でのヒツジの毛刈りは5月の初旬まで。“もふもふ”から“すっきり”に変身したヒツジに会える「淡路ファームパーク イングランドの丘」は、神戸淡路鳴門自動車道「洲本インターチェンジ」から車で約13分、公共交通機関では、「洲本バスセンター」から路線バスで「イングランドの丘」バス停下車、徒歩約1分のところです。5月15日(日)までは、 飼育員が撮影した「ひつじの写真展」を開催しています。


◆「淡路ファームパーク イングランドの丘」
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