ペンギンの足は短く見えますよね。でも、実は外から見るよりずっと長いんですよ。ペンギンは本来、長い足の骨格をもつ鳥なのですが、泳ぐ時には、その長い足が邪魔になり水中で抵抗を生んでしまうことから、ひざを曲げてしゃがんだような状態で、足が体の中に隠れています。そのため、陸上ではよちよち歩きになります。
しゃがんだような状態で筋肉がついているため、足を伸ばすことはできないのですが、この足の形は水中での抵抗をなくすほかに、内臓を守る役割も果たしています。
※ラジオ関西『Clip』2022年5月16日放送回より
■『飼育員さんのすごいこたえ』
著:淡路ファームパーク イングランドの丘
発売:ワニブックス
発売日:2021年5月19日(水)
定価: 1,000 円+税(税込み1100円)
【淡路ファームパーク イングランドの丘 公式サイト】