騒音の中で、会話がどのくらいのレベルで聞こえるか、部屋の静かさを表すものに「NC値」(Noise Criteria Curves)があります。数値が低いほど静かであることを示し、ラジオ関西のスタジオは、NC値で「NC-30」を設計仕様としています。一般的に、ホールではNC20~25、レコーディングスタジオではNC15~20などとされています。
簡易防音室「S-OTODASU Ⅱ LIGHT」は、アコースティックギターや、フルートなど、比較的音量が小さめの楽器であれば「生活音レベル」にまで音量を減らす効果がある、とのこと。完全な防音ということになれば、やはりそれなりのスタジオが要ると思いますが、家でYouTuber、バーチャルYouTuber(ブイチューバー)として活動をされている方には良いかもしれません。
※ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』 2022年5月29日放送回より
ラジオ関西技術センターがお送りするこの番組で、あなたの質問が読まれるかも……!
興味がおありの方は、番組にハガキでおたよりください。お待ちしています。
宛先⇒ 〒650-8580 ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』係
【放送音声】2022年5月29日放送回