アワイチ(淡路島一周)もできる航路復活に向け 淡路島・洲本~大阪・岬町「深日洲本ライナー」社会実験ふたたび | ラジトピ ラジオ関西トピックス

アワイチ(淡路島一周)もできる航路復活に向け 淡路島・洲本~大阪・岬町「深日洲本ライナー」社会実験ふたたび

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 兵庫県洲本市と大阪府岬町が、かつて結ばれていた旅客船(1999年廃止)の定期航路復活に向けた取組みを進めている。

「深日(ふけ)洲本ライナー」<※画像提供・大阪府岬町>

 現在、大阪湾を横断する航路はないが、淡路島~深日間の航路は戦後、1949(昭和24)年には存在した。洲本港(洲本市)と深日港(ふけこう・岬町)を結ぶ航路は、遅くとも1961(昭和36)年ごろには開設されていたという。その後、明石海峡大橋開通の影響などで1999(平成11)年に廃止された。

洲本港<※画像提供・兵庫県洲本市>
深日港<※画像提供・大阪府岬町>

 洲本~深日間の航路が、神戸市や阪神間を経由しない「大阪湾南回りルート」として実現すると、淡路島や大阪府南部だけでなく広域的な観光の需要が高まり、経済効果を及ぼすほか、大規模災害発生時の物流・人流の代替手段確保にもつながる。さらに「広域型サイクル・ツーリズム」を活用したまちづくり事業としても期待が高まっている。

「深日(ふけ)洲本ライナー」航路<※画像提供・大阪府岬町>

 このため、両市町は2017(平成29)から2021(令和3)年度にかけて、社会実験船「深日洲本ライナー」を運航、利用状況を調査した(2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止)。その結果、1便あたりの平均乗船者数が増え、自転車を持ち込む乗客が多いことがわかった。利用は土曜・日曜・祝日が多い。計約3万7440人が乗船した(社会実験は422日間 3186便運航・自転車積載数4491台)。

 こうした中、新たに国の地方創生推進交付金事業の認定を受け、2022~24年度の3年間の継続が決まり、6月25日に再開する。8日から乗船予約を開始する。11月27日まで。

 これまでの社会実験で、利用者へのアンケート結果から、洲本市と岬町を目的地として利用した割合が低かったことから、幅広い利用者に滞在・消費を促す仕組みづくりを地域全体で行う必要があることが課題となった。またコスト面をみると、乗船料収入だけで民間会社が運航するのは難しいという。

■「淡路一周~大阪・和歌山へ周遊、夢じゃない」洲本市


・深日洲本ライナー 公式HP

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