「お花好きよね!? ねっ!?」
「契約切られたら、僕のノルマが! 困ります!」
「これを読めば幸せになれるんですよ! あなたは幸せになりたくないのですかっ!?」
あげくの果てに、A子さんに詰め寄ります。
「トヨさん、外出が困難なのよ! 私たちとお取引することで孤独から解放されるの! これも人助けよ!」
「ばあさんがこれでいいって言ってんだから、黙ってろよ、おせっかい女! あんただってボランティアだなんていって、年寄りをだまして、家の物盗んでるかもしれないしな」
A子さんはトヨさんに、必死で伝えます。「出過ぎた真似なのは重々承知しています! でもこんな詐欺行為を見過ごすわけにはいきません。私を信じて任せてくれませんか?」