「ウクライナからの避難女性に“心のうるおい”」老舗化粧品メーカー・桃谷順天館、コスメセットで癒しを | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ウクライナからの避難女性に“心のうるおい”」老舗化粧品メーカー・桃谷順天館、コスメセットで癒しを

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 ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナから日本への一時避難者は1,342人(6月19日現在・出入国在留管理庁まとめ)にのぼる。

「プーチンを止めろ!ウクライナに平和を」停戦への願いは尽きない<2022年3月5日 大阪駅前>

 避難者のうち、女性が約7割を占める。国際的に停戦のあり方への議論が浮上するものの、今後避難生活の長期化も懸念され、母国の状況を案じながら過ごす日本での生活は便利な反面、言葉や文化の壁に悩み、ストレスを感じている避難者も多いという。

キーウ市の姉妹都市・京都市役所前に設けられた献花台 多くの人が犠牲者へ哀悼の意を示した<2022年3月3日>

 こうした中、1885(明治18)年創業の老舗化粧品メーカー・ 桃谷順天館グループ(本社・大阪市中央区)が、ウクライナからの避難者へコスメセットの提供を始めた。

ウクライナから関西へ避難している女性が集まり、提供されたコスメセットの商品説明を受ける<2022年5月21日>

 「明色アストリンゼン」「美顔水」など明色化粧品ブランドで知られる桃谷順天館は、台風23号による兵庫県豊岡市の水害(2004年)や中国・四川大地震(2008年)、東日本大震災(2011年)などの被災者への製品提供をはじめ、2020年には新型コロナウイルスと向き合う医療従事者を支援する「Kokoro Support Project(ココロ・サポート・プロジェクト)」を立ち上げ、当時不足していたフェイスシールドといった医療器具や製品を寄付している。

桃谷順天館・本社(大阪市中央区) 創業者の信念「順天(天にしたがう心)」を社是とし、様々な支援活動を続ける
「明色化粧品」「コスメテックジャパン」「RF28エステティックサロン」を展開

 このほか、経済的に困窮する頑張る女性に化粧品を届ける支援する「CosmeBank(コスメバンク)」プロジェクトにも参加し、母の日を前にシングルマザーら約3万3000世帯への化粧品ギフトとして、花の種が同封されたグリーティングカードも添えた。

桃谷順天館の社章は古代中国で長寿の意味を持つ「桃」と、飛翔する「トンボ」無限に発展する企業イメージを表す(登録商標)

 【桃谷順天館ウェブサイト】

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