さらに、うちは「お子さんに喜んでもらいたい」という思いで駄菓子を作っていました。そのため、当時には珍しかったヨーグルトをパロディした駄菓子であれば、みんなに食べてもらえると思い、製造を開始しました。容器も、当時の牛乳屋さんが配達していたヨーグルト瓶を再現しています。
--なぜ商品名に「モロッコ」がついているのでしょうか。
【池田さん】 ヨーグルト風のお菓子を作るにあたって、そもそもヨーグルトはどこで生まれたのかを調べてみたんです。昔から、エジプトやモンゴルなどのさまざまな場所で飲まれていたようなのですが、先代がモロッコでも古くから飲まれていたことにビビっときて、「モロッコヨーグル」と名付けました。
--パッケージの”象”は、モロッコと関係しているのでしょうか。
【池田さん】 パッケージの象はモロッコとは関係がなく(笑)。買ってくれるお子さんが象のように強く、優しく、たくましく育ってほしいという思いから象のイラストにしました。
--味は、今も昔も変わらないのでしょうか。
【池田さん】 ほぼ変わっていないですね。主な原材料は、砂糖と植物油脂です。もちろんヨーグルトは入っていないです(笑)。昔から、ヨーグルトのような甘酸っぱいお菓子として製造しています。ちなみに、ヨーグルトを思わせる酸味は、独自開発しています。
--現在はどこで購入できますか。
サンヨー製菓株式会社:http://www.yogul.co.jp/