約60年間愛される駄菓子「モロッコヨーグル」意外な誕生のきっかけ 「夏にウイスキーボンボンは厳しく…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

約60年間愛される駄菓子「モロッコヨーグル」意外な誕生のきっかけ 「夏にウイスキーボンボンは厳しく…」

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【池田さん】 主に駄菓子屋さんで取り扱っていただいているのですが、駄菓子屋さんそのものの数が少なくなってきているので……。そのため、商業施設などにある駄菓子屋さんコーナーで販売していただくことも増えてきました。

ちなみに、通常の11倍サイズの「ジャンボヨーグル」という商品も販売しています。

モロッコヨーグル(左側)とジャンボヨーグル(右側)。ジャンボヨーグルは200円前後で販売されている

--そんなに大きなサイズもあるのですね。何がきっかけで誕生したのですか。

【池田さん】 ある日、駄菓子屋を運営している会社のご令息が「こんなのできませんか?」と提案してくださったのがきっかけです。詳しく話を聞いてみると、幼少期に毎日おこづかいでヨーグルをお腹いっぱい食べていたそうで。当時は10円で販売していたのですが、彼は10個大人買いするほど好きだったそうです。

ただ、作る側と売る側では考え方がまったく違っていて、当初、うちはあまり乗り気じゃなかったんです。というのも、うちは小さな工場なので、すべての対応はできないし、難しいだろうなと思いました。

とはいえ、彼の「どうしても売ってほしい」という思いもあったため、販売の経過を見ることができる近くの1店舗のみで販売しました。その様子を見てみたところ「なんとかできるかも」という思いが生まれ、その後は少しずつ取り扱い店舗が増えていきました。

--モロッコヨーグルを使ったアレンジメニューはありますか。

【池田さん】 食パンアレンジが好評です。ジャンボヨーグル製造のきっかけになった彼も、食パンにつけて食べていたそうです。小学生のお子さんが工場見学に来られた際にも、1口サイズの食パンとヨーグルを一緒に出したらペロッと食べてくれました。

--モロッコヨーグルの魅力は?


サンヨー製菓株式会社:http://www.yogul.co.jp/

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Clip | ラジオ関西 | 2022/06/30/木 15:00頃~

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