減少し続ける『明石だこ』を守れ! オリジナルステッカーがもらえる「タコマイレージ制度」も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

減少し続ける『明石だこ』を守れ! オリジナルステッカーがもらえる「タコマイレージ制度」も

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 雑節の一つ・半夏生(はんげしょう)に欠かせない食材といえば「タコ」。タウリンが豊富で、疲労回復や夏バテ防止に良いとされる。

 全国的にその名を広く知られる兵庫の名産「明石だこ」も今、まさに旬を迎えている。しかし、その数は年々減少しているといい、地元では、貴重な水産資源であるタコを保護するためのさまざまな取り組みが行われている。

 漁業が盛んなまち・明石では、市内にある「明石浦漁協」「林崎漁協」「江井ヶ島漁協」「東二見漁協」「西二見漁協」の5つの漁業協同組合で作る明石市漁業組合連合会が、地域水産業の発展を目的に活動している。

 安全かつ安心な水産物を供給するため、▼漁業経営の安定、▼担い手の育成や確保、▼生態系の保全、▼漁場管理を行うほか、▼食育推進にも取り組むなど、その活動は多岐に渡る。東二見漁業協同組合の髙橋夏輝さんは「各地域の漁協はもちろん、関係団体や行政が連携し、日々の水揚げ量といった細やかな情報交換も積極的に行っている」と話す。

 現在、同連合会で大きな課題となっているのが明石だこ、つまりマダコの資源管理だ。近年マダコの漁獲量は大きく減少しており、昨年はピーク時の8分の1程度に激減。そこで連合会では、2年前に遊漁船部会を立ち上げ、資源保護の取り組みをスタート。今年5月からは、各漁協に所属する遊漁船業者を利用した釣り客を対象に「タコマイレージ制度」を開始した。

 もともと兵庫県では、県の規則により、100グラム以下のマダコは釣り上げても放流することになっている。そこで、「タコマイレージ制度」では100グラム以上のマダコ1匹を放流すると1ポイントを付与し、貯まったポイントごとにオリジナルステッカーを進呈。ポイント数に応じてステッカーの色も金・銀・銅と区別されていることから、釣り客にとっては集める楽しみも増えそうだ。

タコマイレージ

 マダコ資源保護の活動を幅広い世代に知ってもらおうと、子どもたちに向けた取り組みも進めている。11月12日(土)・13日(日)には『第41回 全国豊かな海づくり大会兵庫大会』が明石市で開催されることから、放流に使用するタコつぼの絵付けを市内の小学生に体験してもらった。

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