《明石歩道橋事故21年》祈りの夜、遺族ら追悼 「安全」への思い 風化させない | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《明石歩道橋事故21年》祈りの夜、遺族ら追悼 「安全」への思い 風化させない

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事故発生当時の歩道橋内部のようす(明石歩道橋事故・パネル展にて撮影)
不安定な大気の影響で雨と強風の中、手向けた花を抑えながら祈りを捧げる<2022年7月21日 兵庫県明石市>

 7月21日を「市民安全の日」と定めている明石市は、追悼式に先立ち下村さんを講師に招き、事故現場の大蔵海岸で研修を実施。事故を知らない世代とされる入庁1年目の職員47人が、風化の防止と安全意識の継承に向けて学んだ。

「想いの像」を前に市民の有志らが追悼、鎮魂歌「さよならの花火」を捧げた。

【明石歩道橋事故】
2001年7月21日午後8時45~50分ごろ、兵庫県明石市の花火大会会場の大蔵海岸と最寄りのJR朝霧駅を結ぶ歩道橋で発生。殺到した見物客が折り重なるように転倒し(群集雪崩)、0~9歳の子どもと高齢者計11人が死亡、247人が負傷した。

昼間の朝霧歩道橋
夜間の朝霧歩道橋
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