「まめ桜」は、JR芦屋駅から阪急バスに揺られること約4分、水道橋停留所を降りてすぐの西側、川沿いに見える赤いのれんが目印です。
もともとママ友だった2人で2018年6月にオープンしたまめ桜。店名は、「まめ皿」を使ったおばんざいの店を、「桜」のきれいな芦屋川に開くことからつけたそう。客席数は、1階にカウンター6席、2階にテーブル6席の合計12席。木のあたたかみが感じられる店内は、上品で落ち着いた空間。店主の二人が笑顔で迎え入れてくれるため居心地もよく、誰でも入りやすいお店です。
メニューは1種類。15種類のおばんざいと2種類のごはん(白米、黒米)にお味噌汁、食後にはお茶とデザートがついてきます。「視覚からおいしさを」がコンセプトで、個性豊かなまめ皿には色鮮やかな料理が盛られています。
二人が試行錯誤を繰り返しながら考えた献立は月ごとに変わり、四季折々の野菜が楽しめるのも魅力です。
おばんざいには、和食のほかに洋食や中華など、多種多彩な創作料理が登場するのだそう。
さらに、ミニサイズのデザートは季節ごとに異なるそうで、暑い夏にはかき氷、お正月にはおぜんざいなどが提供されるのだとか。
お酒がメニューにあるのも、うれしいポイントです。
「日々彩菜ごはん」(1500円)をいただいたのですが、美しくてかわいい見た目に大興奮! 繊細な絵付けが施された陶器から、夏らしい涼やかなガラス製の器まで、まめ皿の素材や柄はさまざま。まめ皿はもちろん、食器や箸などすべてにこだわりを持っているそうで、食べる前から色々な角度で楽しむことができます。食器の組み合わせもとってもおしゃれなので、器好きの方は特に必見です。
たくさんのおばんざいが並んでいるので、どれから食べるか悩んでしまいますが、まずは、メイン料理である「鶏もも肉と野菜の揚げ出し」をひと口。やわらかくてジューシーなお肉と、新鮮野菜の相性は抜群です。
続いて、人気メニューの「アボカド豆腐」をいただきました。アボカドと豆腐という意外な組み合わせなのですが、それぞれの食材が持つクリーミーさが絶妙なハーモニーを生み出しています。うまく調和しながらもアボカドの風味がほんのりと感じられ、その人気の高さにも納得です。