一方のベッカライ・シュンも、同じく素材にこだわる。すべてのパンに国産小麦を使用。この地域では珍しいハード系のパンを数多く取りそろえるほか、定番の総菜パンや菓子パン、食パンなどラインナップも充実。
中でも不動の人気メニューは「カレーパン」とのこと。牛すじカレー・ビーフカレーの2種類をブレンドしたフィリングを詰めた、食べ応えのある一品だ。おいしさの秘密は自家製のパン粉にあるといい、隼輔さんは「角食などの端っこを手作業で細かく切って作っているので、外側はカリッと中はもっちり、どちらのパン生地の食感も楽しんでもらえます」と話す。
夏の特別メニューも登場している。ホーゲルではかき氷、パフェやフラッペ、ベッカライ・シュンは温めてもおいしく食べられる総菜パンが豊富とのこと。ホーゲル内には、どちらの店の商品も持ち込めるイートインスペースも。「ケーキやパンをゆったりと味わってもらえたら」と直樹さんは呼びかける。
菓子作りとパン作り、それぞれの道に真心を込めて取り組む直樹さん・隼輔さん兄弟。そして、二人を見守るように傍らで働く芳秋さん。「これからも、お客様に笑顔になってもらえる“地域に愛される店”を目指したい」と目を輝かせた。両店のお菓子屋パンは、有限会社ホーゲルのオンラインショップでも販売されている。(嵐みずえ)
オンラインショップへは、ラジオ関西のショッピングポータルサイト「ラジ関ショッピ!」からもアクセス可能。
※ラジオ関西『ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!』2022年7月20日放送回、「魅力満載!海峡通信」より
◆有限会社ホーゲル/ドイツ菓子 ホーゲル
住所:兵庫県高砂市神爪2丁目2-10
アクセス:JR神戸線「宝殿駅」より北へ徒歩5分
電話:079-431-7633
【公式HP】 【公式オンラインショップ】
◆ベッカライ・シュン
住所:兵庫県高砂市神爪2丁目64-3
電話:079-431-7716
※お得なケーキセットを用意しているほか、ホーゲルのイートインコーナーには、クロワッサンやバゲットを温められるオーブントースターも設置。