◆これ食べなまりりん!〈26〉
こんにちは。ラジオパーソナリティ“たべなまりりん”こと、田名部真理です! 今回の「これ、食べなまりりん!」は、神戸の老舗つくだ煮店「兵庫津 樽屋五兵衛」を紹介します。
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食欲が減りがちな夏。つくだ煮や海産物など、ごはんがススム商品の数々を扱っている「兵庫津 樽屋五兵衛」で、夏を乗り切る最強の相棒を見つけました。
「樽屋五兵衛」のルーツは、文政年間、宿場町・北前船の寄港地であった兵庫津で両替や造船業など営んでいた商家。戦前に一度、のれんを下ろすも、海産物の集約地である兵庫津の利点を生かし、昭和16年(1941年)に海産物問屋を立ち上げ。震災を乗り越え、平成20年(2008年)にふたたび「樽屋五兵衛」ののれんを掲げ、現在に至る老舗店です。
そんな老舗店のこだわりが詰まった逸品が『神戸牛肉しぐれ』です!
神戸牛のもも肉を100%使用。甘みに定評がある淡路島産玉ねぎを丁寧に煮詰めることで、コクのあるうまみが引き出されています。原材料は神戸牛、玉ねぎ、しょうゆ、酒、みりん、砂糖、しょうがといたってシンプル。それだけに口に運ぶと、素材がもつ自然な甘みが広がり、お箸が止まりません。
樽屋五兵衛の常務取締役、高田誠之介さんいわく「熟練の職人があえて小鍋で丁寧に、形がなくなるまで玉ねぎを煮詰めています。『食』という字は『人に良い』と書くことから、うちの商品はできるだけ保存料や着色料を使用しません。あくまで家庭料理の延長のような作り方にこだわっています」とのこと。
この秋は、もうひとつビッグニュースが。