まずは日本酒をひとくち、喉を潤したあとに、アテをパクり。そして追いかけるように日本酒を含むと、口の中でふんわりと風味がたちます。同じアテでもお酒が変わればまた違った世界が。力強いお酒だからこそ、どんなお料理にも合うんです。
これまで、灘五郷がじつは「世界一の日本酒産量を誇る一大産地」ということを地元でも知らない人が多かったため、観光客だけでなく近隣のお客さんも多いのだそう。若い女性お一人から80代まで、思い思いに日本酒を楽しんでいる光景はまさに「多様性」。日本酒が苦手だった人方が「う……」から「え!?」に変わる瞬間がうれしいと、坂野さんは言います。番組では、パーソナリティの谷五郎さんも「冷（ひや）もうまいなぁ～。楽しみ方のレベルが違う！」とご満悦でした。
「日本酒を『文化』としてももっと広げていきたい！」と意気込む坂野さん。近隣の酒蔵めぐりや飲食店のはしご酒もおススメです。
※ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」より
（取材・文＝田名部真理 / パーソナリティ）
【灘五郷酒所】
神戸市東灘区御影本町3-11-2（阪神御影駅から徒歩12分）
電話 080-7945-8291 ※混雑時対応不可
営業時間 金・土・日・祝 正午から午後9時まで
※入り口でチケットを購入後、カウンターで注文、お酒と料理を受け取り楽しむ半セルフスタイル
【公式ホームページ】
