「手間がかかる日本酒しかつくらない」約300年続く酒蔵の決断「香住鶴は生きる文化遺産」兵庫・但馬 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「手間がかかる日本酒しかつくらない」約300年続く酒蔵の決断「香住鶴は生きる文化遺産」兵庫・但馬

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「紙パック日本酒のイメージを変えたい」と、主力銘柄に保存や運搬にも優れた紙パックバージョンを採用したという。

 また、海外市場も視野に入れ、従来は等級で示されていた日本酒を、かつての1級酒「山廃仕込 但馬の誇り」を「RICH(リッチ)山廃 香住鶴」とするなど、味の違いがわかるようにリニューアルしたのだそう。気品ある香りと豊かな味わいを「RICH」と表現することで、日本酒のイメージをつかみやすくした。

「水を大切にすると、田にいい米が実る。農業を守るひとつのシステムを担っていると自負しています」(福本さん)

 香住鶴の挑戦はまだまだ続きそうだ。

福本芳夫さん(写真中央)と、番組パーソナリティの平田オリザ(右)、田名部真理(左)

※ラジオ関西『平田オリザの舞台は但馬』2022年8月25日放送回より

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『平田オリザの舞台は但馬』
放送日時:毎週木曜日 13:00~13:25
放送局:ラジオ関西(AM 558khz / FM 91.1mhz)
パーソナリティー:平田オリザ、田名部真理
メール:oriza@jocr.jp

『ラジコ』では放送後1週間はタイムフリーでの聴取が可能。番組では、平田オリザさんが、ともにパーソナリティーを務める田名部真理さんと、これまでの自身の話しや演劇界への思い、移住拠点となっている兵庫・豊岡、但馬地域について、トークを進めていく。

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