お米は野菜と同じ「生鮮食品」! お米を最後までおいしく食べるための保存方法 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

お米は野菜と同じ「生鮮食品」! お米を最後までおいしく食べるための保存方法

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 新米の季節になりましたが、せっかく買ったお米を最後までおいしく食べたいと思いませんか? 今回は、生活協同組合コープこうべ商品検査センターの羽田野達也さんに、お米を開封後も正しい保管方法で最後までおいしく食べるための注意点について聞きました。

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【羽田野達也さん(以下、羽田野さん)】お米の商品表示をご覧になられたことはありますか? お米の商品表示には、加工食品などに表示のある「消費期限」や「賞味期限」がありません。

 実は、お米は、野菜と同じ「生鮮食品」に区分されます。そのため、期限表示の代わりに「精米時期」が表示されています。お米は、保存場所の温度や湿度によって品質が変わるので、賞味期限の設定が難しいとされているからです。

――袋に入っていると、生鮮食品のイメージはないのですが、お米は生鮮食品として取り扱うことがまず必要ということですね。

【羽田野さん】はい。お米は精米したてが一番鮮度が良いんです。保管中に、温度変化や湿気、直射日光の影響を受けた場合、風味が変化したり、食感が悪くなったりすることがあります。また、お米はにおいを吸収しやすい性質があるため、保管場所も注意が必要です。

――そうなんですね。気温、湿度ともに高いこの時期は、注意が必要ということですね。

【羽田野さん】はい。お米を最後までおいしく食べるために、正しい保管方法を是非理解いただき、ご家庭で、取り組んでいただきたいと思います。

――その保管方法ですが、2020年7月に発行された商品検査センターの広報誌「くろまと」では、お米をおいしく食べるために「①1か月を目安に消費しましょう」、「②購入後は、できるだけ、密封容器に移しかえましょう」と書いてありますね。

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